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原始・古代

第一回 原始時代〜先土器時代から縄文時代への移り変わり〜

打製石器の用途は?どんな風に使用していたの?

磨製石器の用途は?どんな風に使用していたの?

縄文土器の時期区分と土器の種類

第二回 弥生時代〜稲作の開始とそれに伴う道具の変化〜

第三回 弥生時代〜金属器の伝来と争いの勃発〜

第四回 弥生時代〜中国との関係の始まり〜

【弥生時代】稲作の道具と使用方法を紹介

【弥生時代】環濠集落と高地性集落の特徴

【弥生時代】お墓の種類と特徴

【1/4回】古墳時代の特徴と中国国内の動向

【2/4回】古墳時代の特徴と朝鮮国内の動向

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縄文土器の時期区分と土器の種類

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ここでは、縄文時代の時期区分と土器の種類について見ていきます。

縄文時代の時期区分

約1万年前から紀元前4世紀までを縄文時代と呼びますが、実は縄文土器を基準に6つの時期に区分されています。

  1. 草創期(そうそうき)
  2. 早期(そうき)
  3. 前期
  4. 中期
  5. 後期
  6. 晩期

始めの研究では、「前期」「中期」「後期」のみでしたが、研究が進むに連れて「晩期」「早期」が追加され、最後に「草創期」が加わりました。

 

この6つの区分は土器の種類によって区分されています。それぞれの時期の縄文土器の特徴を覚えるようにしましょう。

追記:時代区分の覚え方を探していたら、面白い覚え方があったので紹介させてもらいます。

A「マラソンって難しいよね」

B「そうそう、早く行かなきゃ前半中途半端になって後半遅れて挽回しようとするから心臓がドキドキするんだよね」

「『そうそう(草創期)』、『早(早期)』く行かなきゃ『前(前期)』半『中(中期)』途半端になって『後(後期)』半遅れて『挽(晩期)』回しようとするから心臓が『ドキ(土器で判別)』ドキするんだよね」

出展:超絶!!ノリで覚える日本史:縄文6期区分 - livedoor Blog(ブログ)

 

縄文土器の用途と特徴

縄文土器は何に使用されてたの?

縄文土器は主に、食べ物の調理や保存などに使用されていました。

この時代の主食は、「どんぐり」や「クリ」。これらの食材は、アク抜きをしないと美味しく食べることができません。

そのため、縄文土器が作られたと言われています。

 

縄文土器の特徴

現代では陶器は800〜1200度で焼かれているのですが、縄文土器は、600〜800度という比較的低い温度で焼かれています。

その為、割れやすく黒褐色(こっかっしょく)であることを覚えておきましょう。

また、草創期から晩期になるにつれて厚みが薄くなり、装飾が施されるようになります。 

 

縄文土器の種類

さて、ここからは具体的に土器の種類について見ていきましょう。

丸底深鉢土器がメイン(草創期:今から1万3000年前)

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出展:縄文土器 - 世界の歴史まっぷ

※画像は「隆起線文土器」です

 草創期に使用されている土器は、底が丸い「丸底深鉢土器(まるぞこふかばちどき)」が主流でした。

模様には、いくつか種類があり

 

  • 無文(むもん)       :模様がない
  • 隆起線文(りゅうきせんもん):細く盛り上がった線の模様
  • 爪形文(つめがたもん)   :爪で付けた模様

 

などがありました。

 

尖底深鉢土器がメイン(早期:紀元前8000年〜)

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出展:縄文土器 - 世界の歴史まっぷ

※画像のは「尖底土器」です。

早期には、「尖底土器(せんていどき)」が出現しました。見て分かるように、土器の底が尖っているため自力で立つことはできません。

そのため、炉(ろ)の近く、和らいかい土にさして煮炊き用の土器として使用していました。

尖底土器の覚え方

尖底土器の「尖」には、[とがっている]という意味がります。ですので、底が尖っている土器は尖底土器と覚えておきましょう。

 

平底深鉢土器がメイン(前期:紀元前4000年〜)

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出展:縄文土器 - 世界の歴史まっぷ

※画像は「平底深鉢土器」です。

中期には、「平底深鉢土器(ひらぞこふかばちどき)」が使用されています。底が平らなので、竪穴住居内の炉の近くで使用されていました。

 

大型土器がメイン(中期:紀元前3000年〜)

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出展:縄文土器 - 世界の歴史まっぷ

※画像は「火炎土器」です。

縄文時代の中期になると、装飾が増え大型の土器が使用されるようになります。

画像の火炎土器を見てみると、装飾の豪華さが分かると思います。

 

小型土器がメイン(後期:紀元前2000年〜)

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出展:縄文土器 - 世界の歴史まっぷ

※画像は「注口土器」です。

中期では、大型の土器が使われていましたが、後期になると小型の土器が主流となります。豪華さより実用性をメインに作られたのでしょうか。

画像の急須のような土器は、「注口土器(ちゅうこうどき)」と呼びます。以外ですが、酒を入れるために作られたと言われています。

 

器系土器がメイン(晩期:紀元前1000年〜)

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出展:縄文土器 - 世界の歴史まっぷ

※画像は「亀ヶ岡式土器」です。

縄文時代の晩期になると、芸術性が含まれた土器が作られるようになります。土器の大きさも小さくなりより精巧なものが多く現れるようになりました。

特に、「亀ヶ岡式土器(かめがおかしきどき)」は、精度が高いと言われ受験でも良く出題されています。

 

磨製石器の用途は?どんな風に使用していたの?

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磨製石器は、縄文時代から使用されている石器です。

磨製石器と打製石器の違いは、磨きを入れているかいないかでしたね。磨きを入れると、切れ味が上がります。

そう考えると、打製石器よりも進化した石器。すなわち打製石器より後に使われていたこと想像できると思います。

では早速、磨製石器の用途について見ていきましょう。

磨製石器の種類と用途

磨製石斧

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出展:https://goo.gl/erJBGf

磨製石斧(ませいせきふ)」と呼びます。打製石器と違い磨かれているのでなめらかな表面をしていますね。

画像は斧の刃の部分だけですが、木にくくりつけて持ち手をつけて使用していました。

石斧という名前の通り、伐採などに使われています。

打製石斧よりも切れ味は良くなったが、用途は変わらないと覚えておくといいかもしれません。

 

石鏃

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出展:https://goo.gl/u338Jg

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 石鏃(せきぞく)と呼ばれる磨製石器は、弓矢の「矢尻(やじり)」の部分に使用されています。

一番最初に獲物に刺さる部分ですね。

大きさは、2cm程度です。ちなみに、なぜ矢の先頭なのに「矢尻」と呼ぶのか疑問に思ったことはないでしょうか?

実は、矢の頭は持ち手の部分です。だから、矢の先頭にあっても矢尻なんですね。

 

石棒

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出展:https://goo.gl/98iUHr

こちらは石棒(せきぼう)と呼ばれる石器です。

端的に言ってしまうと、男のブツです。主な用途としては、祭祀や子孫の繁栄を願うために使用されていたと言われています。

 

石皿

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 出展:https://goo.gl/LThkoQ

下が「石皿(いしざら)」。上が「すり石」と呼ばれています。

主にきのみなどを擦り潰す調理器具として使用されていました。

前回のおさらいになりますが、旧石器時代から新石器時代に変わったことで、食べられるきのみが増えましたね。

つまり、石皿・すり石の出現で調理が可能になったから、旧石器時代では食べられなかったきのみも食べるようになったのです。

打製石器の用途は?どんな風に使用していたの?

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この記事では、打製石器の用途について見ていきたいと思います。

文字だけでは、イメージが働かないので画像などを確認することで覚えやすくしていきましょう。 

打製石器の種類と用途

握り槌(ハンド=アックス)

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出展:https://goo.gl/AKFxXc

握り槌(にぎりづち)」またの名を「ハンド=アックス」「握斧(にぎりおの)」と呼びます。

群馬県岩宿遺跡で発見され、大きさは約9cm程。 握り槌は、獲物を殺したり、解体したり、木を切ったりするのに使用されていました。

名前の通り、手で握って使用することもあれば、木に取り付けて斧として使用することもありました。

 

ナイフ形石器

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出展:https://goo.gl/K1pzvu

ナイフ形石器」は、名前の通りナイフとして使用します。現代のナイフと同じイメージですね。

大きさは8cm程で、埼玉県の砂川遺跡から発見されています。

ナイフ形石器は、手に持って獲物の肉や皮を切り取ったり棒につけて獲物を突くための槍や投げ槍として使用していました。 

尖頭器(ポイント)

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出展:https://goo.gl/Qi8TR4

尖頭器(せんとうき)」またの名を「ポイント」と呼びます。

尖頭器も木の先頭に取り付け槍として使用されていました。ナイフ形石器は、現代で言う包丁の役割をしていたのに対し、尖頭器は狩猟道具として使用されていました。

また、ナイフ型石器は片刃に対し、尖頭器は両刃だったことも覚えておきましょう。

 

細石器(マイクロリス)

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出展:https://goo.gl/NaW5kU

細石器」またの名を、「マイクロリス」と言います。

細石器は石刃とそれを加工したものからできています。画像の用に木にいくつも取り付け、投げ槍として使用していました。

 

打製石器を槍にしたもの

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出展:https://goo.gl/RqQtSA

「ナイフ形石器」「尖頭器」「細石器」ともに槍として使用されていました。写真はそれぞれを槍として使用していたものなので、若干の違いを覚えておけば大丈夫かと思います。


 

 

第一回 原始時代〜先土器時代から縄文時代への移り変わり〜

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さっそく第一回目を始めていきます!

原始時代は

  1. 先土器時代(せんどきじだい)
  2. 縄文時代(じょうもんじだい)
  3. 弥生時代(やよいじだい)

の3つに区分されますが、第一回目は「先土器時代〜縄文時代」までを見ていこうと思います。 

原始時代のポイント
  1. 寒い気候から温かい気候への変化
  2. 気候の変化による狩猟対象の変化
  3. 狩猟対象の変化による住居の変化

先土器時代から縄文時代

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原始時代は「先土器時代」「縄文時代」「弥生時代」の3つの時代から構成されています。

原始時代の最初の時代を「先土器時代」と呼び、今から約1万年前を境に「縄文時代」へと移っていきます。

ちなみに、先土器時代の呼び名ですが、縄文土器が使われる前(先)の時代だから、先土器時代と呼ぶようになりました。

 

次は、考古学的な観点から見ていきましょう。
考古学上「先土器時代」「縄文時代」を以下のように呼びます。

ここで注意しなくてはいけないのが、「呼び名は変わるが時代は同じ」という点です。

呼び名は変わるが時代は同じ①

これを覚えておかないと混乱してしまうので、始めのうちに理解しておきましょう。

ちなみに、考古学とは、発掘調査などによって歴史を研究する方法ですね。

では、旧石器時代新石器時代について少し詳しくみてみます。

旧石器時代(先土器時代)

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出展:http://palaeolithic.jp/sites/tomizawa/

旧石器時代は、打製石器のみを使用していたことから名付けられました。


打製石器は、ただ石を打ち砕いただけの石器で、狩猟の武器や獲物の肉を切るための道具として使われていました。

この打製石器には、

  1. 握槌(にぎりつち)
  2. ナイフ形石器(ないふがたせっき)
  3. 尖頭器(せんとうき)
  4. 細石器(さいせっき)

などの種類がありそれぞれの用途によって、使い分けがされていたこともポイントです。

また、旧石器時代の人々は、大型動物の狩猟や採取を行ない生活をしてたことも忘れては行けません。

かつて、旧石器時代は存在しないという考えられていましたが、1946年相沢 忠洋(あいざわ ただひろ)群馬県岩宿遺跡関東ローム層の中から打製石器を発見したことでその存在が証明されました。

history-of-japan.hatenablog.com

 

新石器時代縄文時代

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出展:https://edo-g.com/blog/2016/01/height.html/zyomon_jidai_l

新石器時代は、打製石器だけではなく磨製石器と呼ばれる石器を使用した時代です。

簡単に言うと、磨製石器は打製石器の進化版。打製石器と同じ方法で作り最後に磨きを入れたものを磨製石器と呼びます。

この磨製石器にも種類があり、

  1. 石斧(せきふ)
  2. 石鏃(せきぞく)
  3. 石刃(せきじん)
  4. 石棒(せきぼう)
  5. 石皿(いしざら)

などが上げられます。

新石器時代の人々も、旧石器時代の生活と同様に狩猟と採集を行っていましたが、その対象が違うことにも注意しましょう。

詳しくは、この記事の後半で解説をしますので、狩猟と採集の対象が変わったことだけ今は覚えておきましょう。

history-of-japan.hatenablog.com

 

気候の変化(寒い時代から温かい時代へ)

先土器時代から縄文時代へ移り変わる約1万年前は、気候が変化した時期でもありました。

 

地質学上、先土器時代を更新世縄文時代完新世と呼びます。

色々呼び名は変わりますが、全て同じ時代であることは忘れないで下さいね。

呼び名は変わるが時代は同じ②

・先土器時代=旧石器時代更新世

縄文時代新石器時代完新世

更新生は、氷河時代とも呼ばれ寒い氷期と、やや温かい間氷期が交互に訪れた時代でもありました。

 

一方、完新世になってからは比較的温暖な気候になり現在と同じような自然環境になります。

 

そして、この気候の変化で人々の生活に変化が生じました。

さて、この更新生と完新世の順番について、試験に出てくることが多いようですので、覚え方を書いておきます。

更新世完新世の覚え方

更新世の「更」には、[さらに/まだまだ]という意味があります。一方、完新世の「完」には[不足がない/終わっている]という意味があります。

と覚えましょう。

 

気候の変化による狩猟対象の違い

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まだ寒かった先土器時代。


日本列島には、「ヘラジカ」「マンモス」「ナウマン象」「オオツノジカ」などの、大型動物が生息していました。

この時代は、まだ大陸が陸続きだったため大型動物が外国から歩いてやってきたと言われています。

 

一万年前を境に更新世から完新世へ変わると、今と同じような温かい気候に変化します。


気候が暖かくなったことで、大型動物は滅びてしまいましたが、草原には森ができ色々な種類のきのみが取れるようになりました。


また、「ニホンシカ」「イノシシ」などの中小動物が様々な所で見られるようになり、狩猟の対象が大型動物から中小動物に変化しました。

 

先程、狩猟の対象が変わるという話をしましたが、気候の変化がきっかけだったんですね。

 

狩猟対象の変化に伴う住居の変化

先土器時代は寒く、植物も満足に取れないため、あまり豊かな生活ではりませんでした。

ですから貴重な食料である大型動物をもとめ移住生活をするしか生きていく方法がありませんでした。

 

一方、縄文時代になると温暖な気候になるため、各地に森ができその森に中小動物が住み着くようになります。

 

これにより、わざわざ大型動物を探しに行かなくても近くの森できのみや中小動物がとれるので、資源が豊富な土地に住み着くことで生活が成り立つようになります。

 

その結果、竪穴住居をつくり定住するようになったんですね。(1番上にある画像は竪穴住居の画像です。)

 

狩猟対象の変化による道具

狩猟の対象が大型動物から中小動物になったことで、狩猟道具に弓矢が加わりました。

 

大型動物は比較的動きが遅いため、槍などで仕留めることが可能でしたが、中小動物はすばしっこいためそうはいきません。

 

そこで、遠くからでも獲物を仕留めることができる弓矢が作られたのです。

 

また、先土器時代では生で直接たべれる植物を採取していたようですが、縄文土器の出現により縄文時代では、煮炊きすれば食べれる植物も採取するようになりました。

history-of-japan.hatenablog.com

 

次で最後です。温暖な気候により日本列島の周辺の氷が溶けると、海ができます。

海ができると魚が取れるようになるので、漁労も盛んに行われる様になりました。

※漁労とは、魚や貝を取ること

 

それに伴い、動物の骨や角を使って作られた「釣り針」「銛(もり)」「やす」などが作られるようになります。

これを骨角器といいます。 骨角器もテストにはよく出てたと思うので受験生の人は覚えておくようにしましょう。

先土器時代から縄文時代への移り変わり一覧

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今日は、先土器時代から縄文時代を見てきましたが、この時代のポイントは気候の変化です。

気候の変化によって何が起きたかを想像することできれば、覚えやすくなるのでは無いでしょうか?

次は、弥生時代について見ていきますよ!

読むだけ日本史〜サイトについて〜

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数あるブログの中から「読むだけ日本史」をお読み頂きありがとうございます。

当サイトは、名前の通り読むだけで日本史を理解することを目標に運営者である「すぴお」が執筆していきます。

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そこで「読むだけ日本史」では、極力丸暗記を避けるために「物事の因果関係」や「漢字の意味」に着目しました。

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教科書では、掴みにくい流れを理解しやすく整理していきます。

 

漢字の意味に着目

 覚えやすさを重視するために、漢字についてもできるだけ解説しようと考えております。

 例えば、1万年前を境に「更新世」と「完新世」に区分されます。どちらが古いかわかりますか?

正解は「更新世」です。

更新世の「更」には、[さらに/まだまだ]という意味があります。一方、完新世の「完」には[不足がない/終わっている]という意味があります。

ですから

更新世→まだまだ新しくなる時代

完新世→新しくなった時代

と覚えておけば、間違いようがありません。

このように、漢字に着目し暗記の理解の手助けをできればと思います。

 

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